ウコンの力買ってはいけないは本当なのか、主要成分ウコンについて調べてみました♪
悪酔いや二日酔い防止のため、お酒を飲む方に注目を集めている大人気のウコン。
酒のお供だけに限らず疲労回復や美容など、さまざまな効果に期待できる健康食品です。
またネット上をみると「ウコンの力を買ってはいけないの?」という疑問や質問などで、検索をされている方でにぎわっていました。
そんなウコンに秘められたチカラについて、いろいろと調べた結果オドロキの成分がたくさん含まれていることが分かりました。
そこでウコンの効能、効果的な飲み方などについて、まとめましたので是非お役立てください。
ウコンの効果・効能について
ウコンの効果・効能について紹介します♪
ウコンは健康飲料やサプリメントなどで、関節炎・消化器障害・呼吸器感染症・アレルギー・肝疾患・うつ病など色々な症状や疾患に良いとされています。
そこで、
- 肝機能亢進と胆汁分泌促進
- 食欲増進
- 血流ケア
- 免疫力をサポート
- 腸内環境を整える
- 脳機能の活性化
6つの効果についてごらんください。
なお、厚生労働省「統合医療」に係る情報発信等推進事業をみると
「ウコン由来の物質に関する研究は多くおこなわれてきましたが、健康に対する効果は依然として明らかではありません。」
と記述されているため、下記内容はあくまでも参考程度にとご理解ください。
肝機能亢進と胆汁分泌促進
ウコンの期待できる効果1つ目は『肝機能亢進と胆汁分泌促進』。
ウコンにはクルクミンや精油成分が含有されているため、ウコンを摂取すると胆汁の分泌が促進され、肝臓の解毒作用が高まり肝機能をサポート。
そのため、アルコールを分解を施す力があると、一般的に認知されています。
食欲増進
ウコンの期待できる効果2つ目は『食欲増進』。
ウコンを摂取すると、胃の働きが活発になり食欲を増進。
また、唾液や胃液の分泌を促し、胃粘膜を保護する働きがあるとされています。
血流ケア
ウコンの期待できる効果3つ目は『血流ケア』。
抗酸化作用のあるウコンは、血中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぎ、これによりコレステロール値を下げ血流をケアする働きがあるとされています。
そのため、ダイエットや生活習慣病にも期待されています。
免疫力をサポート
ウコンの期待できる効果4つ目は『免疫力をサポート』。
ウコンには、炎症抑制効果や抗菌効果などがあり、免疫力をサポート。
そのため、がん治療薬として開発が進められています。
腸内環境を整える
ウコンの期待できる効果5つ目は『腸内環境を整える』。
ウコンには食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境のケアにも期待されています。
脳機能の活性化
ウコンの期待できる効果6つ目は『脳機能の活性化』。
ウコンの特徴に関して
ウコンの特徴に関してごらんください♪
ウコンは、東南アジア原産のショウガ科ウコン属性の多年草。
ウコンは世界中に約50種類存在していてインドやアフリカ、中南米の熱帯から亜熱帯の高温多湿な地域で広く自生。
そのウコンですが、中国では鬱金(うこん)、沖縄ではうっちん、一般的にはカレーなど料理の香辛料として、地下茎(根茎)が使われターメリックとも呼ばれています。
またウコンは世界3大医学の1つに数えられ、世界保健機構(WHO)が正式に奨励しているアーユルヴェーダや、中国や沖縄などでは長い間民間薬として用いられています。
種類
ウコンの種類について調査しました。
日本では主に知られている
- 春ウコン
- 秋ウコン
- 紫ウコン
- 黒ウコン
ウコン4種類の特徴や異なる点をみてゆきましょう。
春ウコンについて
春ウコンは春から初夏にかけて、赤ピンク系の花を咲かせます。
生薬名を姜黄(キョウオウ)といい、東南アジアや中国南部に分布し、日本では沖縄の西表島に自生。
黄色色素のクルクミンを少量含み、ミネラルや精油成分(ターメロン、シネオール、クルクモール、α-クルクメン)などが沢山含まれています。
豊富な食物繊維とミネラルや精油の働きにより、腸に適度な刺激を与えるため、おなかの調子を整えるといわれています。
秋ウコンについて
秋ウコンは初夏から秋にかけて、白い花を咲かせます。
熱帯アジアを原産とし、インドをはじめ、インドネシア、ベトナム、中国南部などで栽培。
国内では沖縄・九州南部で広く栽培されていて、根茎の断面がオレンジ色をしているのが特徴。
着物の染料やカレー粉、たくあんの色付けとしても利用され、色素成分であるクルクミンを高含有。
そのため強い抗酸化力を持ち肝臓機能の強化や、コレステロール値を低下させたり血管の健康を守る効果に期待されています。
紫ウコンについて
紫ウコンは春に紫がかったピンク色の花を咲かせます。
生薬名を莪朮(ガジュツ)といいマレーシアやインド、ヒマラヤなどが原産地・中国南部や日本では屋久島・沖縄で栽培。
根茎の断面が白っぽく紫がかっているため、紫ウコンと呼ばれるようになりました。
またクルクミンは含まず、精油成分やミネラル、シネオール、カンファー、アズレン、アントシアニンなどを含有。
苦味や清涼感が強い特徴があり芳香性健胃剤や、古くから血行を良くする働きが知られています。
黒ウコンについて
黒ウコンは、初夏に薄いピンク色の花を咲かせます。
沖縄で栽培されていてタイやラオスの現地では、古来より日常的に摂取されている伝統生薬。
ショウガ科バンウノン属の植物で根茎の断面は濃い紫色をしていて、クルクミンを少量含有。
ミネラルの一種であるセレンやポリフェノールの一種のアントシアニンも含んでいて、滋養強壮・精力増進・血糖値の低減・体力回復・循環器のケア・消化器系のサポートに役立つといわれています。
また特徴成分であるポリメトキシフラボノイドは、新規エイジングケア※成分として注目されています。
※年齢に応じたケア
ウコンの副作用を紹介
ウコンの副作用を紹介します♪
ネットでウコンについて調べると「癌になる」「肝臓に悪い」など、いろんな噂が飛び交っていますが、真相はどのようになっているのでしょうか。
そこで厚生労働省のHPをのぞくと、ウコンに関してこのように記されていました。
ウコンや従来から配合されているクルクミン製品を口(経口)から摂取、または皮膚に塗布しても推奨されている量であれば、おそらく安全であると考えられます。
バイオアベイラビリティー(生物学的利用能)の高いクルクミン製品の開発が試みられており、既に多くの改良品が市販されています。
バイオアベイラビリティー(生物学的利用能)の向上により、望ましい効果だけでなく有害な作用も強まる可能性あり。
妊娠中に食物に含まれる通常量より多い量のウコンを摂取した場合は、安全でない可能性があります。
また、授乳中に食物に含まれる通常量よりも多い量のターメリックを摂取した場合、安全性ついてはほとんどわかっていません。
文章引用元:厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
おすすめしない人
ウコンをおすすめしない人。
- 薬を服用している人
- 通院中の人
- 妊娠中・授乳中の人
これらに当てはまる方は、摂取に関して医師へご相談ください。
おすすめする人
ウコンをおすすめする人。
- お酒をよく飲む人
- 生活習慣病を予防したい人
- 血流ケアをしたい人
- 食欲不振な人
- 便秘で悩んでいる人
- 脂っこい食べ物が好きな人
- 肝機能を高めたい人
以上のような悩みをお持ちの方には、ウコンがおすすめ。
ウコンの成分について
ウコンの成分についてごらんください♪
含有成分 | ミネラル、食物繊維、クルクミン、ターメロン、シネオール、α-クルクメン、クルクモール、β-エレメン、アズレン、カンファー、テルペン類、シオネール など |
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ウコンには上記を含み、100種類以上に及ぶ成分が含まれています。
ウコンの飲むタイミングいつ飲むがベスト
ウコンの飲むタイミングやいつ飲むがベストか調べました♪
ウコンには胆汁の分泌を促す成分クルクミンが含まれていることから、アルコールの分解が早くなると期待されていますが、科学的には証明されていません。
しかしながら、ウコンには炎症を抑える効果があるとされていて、症状を和らげる目的として二日酔い対策のために、ウコンを摂取するなら飲酒前が良いみたいです。
また、ウコンをとったからといって油断は禁物。
ご自身にあったお酒の飲み方をして、肝臓などに不可を掛けないよう楽しんでください。
まとめ
ウコンについてまとめるとこんな感じになりました♪
ウコンは料理のスパイスとしても、サプリメントや健康飲料などに使われ、肝臓の解毒作用や免疫力をサポート。
また他のウコンと比較して秋ウコンには、ポリフェノールの一種であるクルクミンが豊富に含まれているため、ちまたでは「悪酔いや二日酔い防止」に役立つと言われています。
しかし、ウコンに関しての研究は現段階でも進められ、効果・効能についてはいまだ未知数で定かではありません。
これらを踏まえて、ウコンの過剰摂取や長期摂取に関しては、医師に相談した上で判断してください。
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